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 煎茶手前の目的は、「美味しい茶味」を得ることです。小川可進が、著書『喫茶弁』に「法あり式なし。その式その法中にあり」と書いているように、最大の茶味を引き出すための必然的な手順の積み重ねが自ずと形となったものが、煎茶手前です。限られた空間で行うために、無駄や不合理な動きが整理され、合理的かつ科学的な手前が生まれました。
 簡単に言えば、火や水、大気などの相関関係を理解し、寒暖・乾湿などの気象条件を考慮して行うのが、煎茶の手前です。そのため、合理的手順を自然な動きで運んでいくと、美しい手前になります。
 茶葉によって茶味が異なります。そのため、手前の種類は、茶葉の種類だけあるといっても過言ではありませんが、大きく分けると煎茶手前、玉露手前、番茶手前の三種類に分けられます。
 いずれの手前でも、最も大切なのは、相手に美味なお茶をさしあげようという真心です。茶具飾りを楽しみつつ、適量の茶葉、適温・適量の湯を使い、茶葉が湯に浸透していく時間をとり、均等な味になるように複数の茶碗に注ぎ分けるといった知恵も、煎茶の世界では手前に生かされています。日常のお茶を入れるときにも、煎茶の手前を応用していただきたいと思います。
 小川流煎茶には独自の伝統を誇る本格手前を中心に、 日常にも生かせる略手前など約三十種程あり、楽しみながら次第に 奥義を極められるようになっています。基本的には煎茶・玉露・番茶といった それぞれの茶葉に応じた手前があり、これに季節や場所、用いる道具などで 様々なバリエーションが加わっていきます。
 また、理にかなった美しい手順がひき出す、甘みと渋みのバランスのとれた 茶味が特色です。これらは単に趣味的な世界を越えて、毎日の暮らしに 生かされることでしょう。 小川流煎茶を通じて、毎日のお茶がこんなに美味しいものだったかと、 改めて煎茶のよさを再発見していただければ幸いです。

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