前田要楽社中 木子秀子
春爛漫、桜の花も美しく咲く2011年4月3日、茶道協会の新年度の寝屋川市民茶会が行なわれました。
お手前は凸凹棚一文字玉露手前。お軸は「松無古今色」。お道具は御家元好みの数々。茶碗は道八、他に竹泉、清風、六兵衛、蔵六など。お菓子は胡蝶、菓子器は萩焼「新兵衛」。
先生のお心遣いが社中一同に伝わり、しっかりお客様をお迎えしなければと思いました。
緊張しつつ手前座へ。「一煎さし上げます」。茶瓶をゆっくりかたむけ、美味しくはいりますようにと、一滴一滴。「不加減でございます」一煎目を喫され「美味しいですよ」と口々に言ってくださり、嬉しく緊張もほぐれました。
お客様より、「ふだんのお茶とは違いますね」とご質問があり、先生が「小川流煎茶独自の少しの心配りで美味しく淹れられるのです」等々お話になりました。先生のご指導のもと、小川流の味が伝えられ、おもてなしも無事に終えホッとしました。
一同もお客様ともども小川流煎茶を堪能させていただきました。これからもお稽古に精進して参りたいと思います。ありがとうございました。
追記、後日写真を下さったお客様からの一言です「お茶の味も写真に撮れたらよいのにね。本当に美味でした」