平成20年 近江神宮煎茶献茶式

    

 2008年6月22日11時、志賀は近江神宮に於きまして、献菓ならびに献煎茶の式が行わました。
今年は前日の夜来の雨が続き、お客様方の足元が気になりましたが、献茶式が始まるころより、雨もようやく止んで、拝殿前に斎庭からの風が吹いてまいりました。
 和菓子組合様の献菓、農業協同組合様の献茶葉の後、ご長男・可楽様の炭手前がおこなわれ、家元の献茶手前へと引き継がれました。程よい風の渡る中、今年も香り豊かな茶葉に湯が投じられ、翠の水色もあざやかな一滴一滴が茶碗へと注がれます。供茶奉仕は次男・嘉楽様、野口久楽師範。降り出した小ぬか雨の中、朱の大傘を差し掛けられての御奉仕となりました。水屋奉仕は伊東美楽師範、細田徳楽師範。

    

 勧学館の拝服席では、ガラスの器局を使った冷淹手前。お客様は椅子席でゆったりとお寛ぎいただける席です。冷房も効いた美しいホールでの甘く美味しいお茶のお席はすっかりお馴染みとなりましたが、馴染みといえば今年のお道具に、琵琶湖に馴染みの深い鮎やカイツブリがあしらわれたガラス茶器が用いられました。いずれも滋賀県在住のガラス作家・竹川久仁子氏による製作で、ガラスの器局とあいまって、愛らしい作品に注目された方も多かったようでした。 

    

    


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